ひきこもりについての研修会に参加しました。
令和3年11月9日(火)、丹波篠山市四季の森生涯学習センターにおいて、丹波篠山市民生委員児童委員協議会の研修会が開催されました。事務局の方よりせっかくの機会だからと、地域包括支援センターや介護支援専門員、相談支援専門員にも案内をいただき、参加してきました。
当日は、まずはじめに、「NPO法人結の取り組みについて」NPO法人結、ひきこもり支援相談員の井上一休氏、渡辺聖史氏による報告を聞きました。
次に、「8050問題~大人がひきこもる社会~」と題して、NPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会(理事)池上正樹氏より講演がありました。
講師からは、「ひきこもりは、背景も対応も一人ひとり異なる。」「家族ができることは『ありがとう』『助かった』『すごいね』と、本人を肯定し続け、つながりを持ち続けること。また外部の情報を伝えること。」「当事者や家族は孤立しているケースも多い。」と言った話がありました。
民生委員・児童委員や周囲ができることは、まずは出てこれない家族へのあいさつや声かけを通して、つながりを持つ・持ち続ける。そこから相談窓口や家族会などの情報提供を行うと関わり方へのヒントをいただきました。